夏の暑い日に、賀久先生との出会いがありました。知人からの紹介です。

賀久先生は千葉県出身ですが、九州に嫁がれていて、2年前に千葉に帰ってきたばかりとのこと。私との出会いに、先生は「宝くじに当たったような嬉しさ」と表現してくださいました。

先生のお話は、義母から聞いていたことと同じでした。産婆の家に嫁いだ私は、自分の使命をさぐっているうちに今日に至っています。 賀久先生のお話を、一人でも多くの人に聞いて欲しいという切なる思いから、急ではありましたが今回の女性会議での講演を準備させていただきました。

当日の参加者は10名。子育て中の方の参加が少ないのが残念でしたが、みなさんご自身の経験と先生のお話を共時させながら聞き入っていました。出席した方からは、感動の連続だったとの感想をいただきました。 胎児がお腹の中で、周囲の人々の声を聞いているという話は、今では証明された事実として多くの人が知っていることでしょう。しかし、出産のその瞬間が、その子の一生を左右していくというお話は、驚かされました。人の営みの、自然力の大切さが改めて腑に落ちました。

人工の自我にまみれた思いは、手放していかないと大変なことになります。昨今は晩婚化が当たり前になっているようですが、女性が子どもを産むのに最適な年齢は26歳だと言われています。精神と肉体のバランスがとても良い時期なのだそうです。 命をつなぐ性の役割を担った私たちは、もう一度「女性の生き方」を深く考える時を迎えているのではないかと感じました。